<< 2008/04/11 | メイン | 2008/04/14 >>
2008 年4 月13 日

デプン寺

 ガンポ・ウツェ山の山裾に沿って、20万uの敷地の中に建物が点在しています。ダライラマ5世がチベットの元首としてポタラ宮に移るまではダライラマの寺院であり、その後の歴代のダライラマもこのデプン寺で修行したそうです。
 『1959年のチベット侵攻以前にはこの寺には15000人もの修行僧があった。侵攻や文化大革命の中で伽藍は破壊され、僧侶たちも数多く殺害、拘束、追放された。 僧のほとんどは南インドへ亡命して活動を続けており、カルナータカ州のチベット人居留地の寺院に5,000人を越える修行僧を持つ。現在一部が修復されており細々と宗教活動を再開しているが、中国政府の弾圧により、現在チベットに住むこの寺の僧は数百人に満たない。そのためほとんど巡礼地や観光地としての役割しか果たしておらず、かつての様な修行の場は取り戻せていない。(ja.wikipedia.org/wiki/デプン寺)』のだそうです。
 急峻な山裾に沿って建てられており、境内のいたるところには破壊の後が生々しく残っていて、修復が進まないままに放置されていました。
デプン寺からラサ市内遠望


デプン寺破壊跡



投稿者:ぴるぜんat 09 :38 | 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

<< 2008/04/11 | メイン | 2008/04/14 >>
このページのトップへ